こんにちは、みゃーこ先生です!
ホームページの学校では、インターネットを利用した販促活動に悩みや疑問を抱えている経営者の方に向けて、難しい言葉を使わずにわかりやすくご紹介しています。
ホームページを活用するのに、SNSの活用は不可欠です。
その中でもInstagram(インスタグラム)は写真共有を中心としたSNSです。
個人の利用者も多いですが、企業が商品やサービスのPRに活用しています。
しかし、ただ商品の写真を撮影してインスタグラムに投稿するだけでは、集客に結び付けることは難しくなります。
投稿の内容と合わせて大切なのがハッシュタグです。
ハッシュタグについて、聞きなれない方も多いと思うので、わかりやすく解説していきます。
Contents
Instagramでハッシュタグはどうして重要なのか?
Instagramで投稿するとき、テキスト部分に入力する「#〇〇〇」のことです。
ハッシュタグを利用しているのは、インスタグラムだけではありません。
TwitterやFacebookなどの他のSNSでも利用されています。
今どきは検索しない?ググらないでタグる!
知りたい情報があったとき、最初にGoogleやYahooの検索サイトで検索することが多いと思います。それを「ググる」といいます。
しかし、若い世代は検索サイトではなく、SNSを使って検索をします。SNSでは、実際に使い始めた時期、使ったときの口コミ、使用感などリアルな声を拾うことができます。
インスタグラムでハッシュタグをつかって検索をすると、芸能人やそのジャンルに詳しい人の商品の感想、パッケージなども画像で確認することができます。
好みのデザインかどうかは、SNSでサイズや原料、価格を知りたくなって初めて商品名でググるのです。
そのため商品を買ってもらう前に商品のパッケージ、使用感など口コミを兼ねてSNSで発信していくことが大切です。
そのときに必要なのが「ハッシュタグ」です。
まだお客様が商品を知らない状態から、投稿を探してもらわなくてはいけません。
インスタでハッシュタグをつけるとフォローや閲覧が増える?!
インスタグラムは、先ほど解説したように新作商品やサービスのレビューを探したり、共通の趣味を持つ人を探すためにハッシュタグを活用して検索されています。
インスタグラムは、アカウントを一人で複数作れることから実際の知り合い以外の人を見つけるのが難しいSNSです。
また、登録名が必ず英数文字であることあだ名やお店の名前でも登録が可能なことから、facebook等に比べて日本人にとっては探しにくくなっています。
そこで、ハッシュタグをつけ検索をしたときにフォロワー以外の人にも投稿を見てもらい、興味を持ってもらうことが必要になってきます。
Twitterならリツイート、facebookならシェアという機能で他人の投稿を拡散させて不特定多数の人に見せる拡散方法がありますが、インスタグラムには拡散させるような機能が別のアプリを入れないとありません。
ハッシュタグは、情報を拡散させるための唯一の方法なのです。
Instagramのハッシュタグの付け方
インスタグラムハッシュタグを付ける場合「#〇〇」と入力します。
複数のハッシュタグを入力したい場合は、ハッシュタグとハッシュタグの間に半角スペースを開ける、もしくは改行するようにしてください。
スペースを空ける場合
「#夏休み」(半角空ける)「#花火」
改行の場合
「#夏休み」
「#花火」
また、ハッシュタグの記号(#)は全角ではなく、半角である点にも注意してください。
半角スペースを入れないと、ハッシュタグが機能しないこともあります。また、ハッシュタグに記号を入れると反応しないので注意です。
投稿に入るハッシュタグの数
インスタグラムでは、1回の投稿で入れられるハッシュタグの数が決まっています。
最大30個までです。
フォロワー数の多いアカウントや企業のアカウントを細かく閲覧した結果、ハッシュタグを10個以上つけた投稿が多いです。
ハッシュタグは最低11個以上、平均15個が目安です。
最大30個まで入れると、たくさん入れているのでフォロワーを増やしたいだけなのではと見ている側に怪しまれる可能性もあります。
ハッシュタグはキーワードを組み合わせる
ハッシュタグは、星の数ほど存在しますが大きく3つのジャンルに分かれます。
1・・・拡散用のハッシュタグ
2・・・ユーザ発見用ハッシュタグ
3・・・オリジナルハッシュタグ
1・・・拡散用のハッシュタグ
誰もが見ても分かりやすく、つけるハッシュタグ。
投稿数が10万投稿数以上でビッグワードと呼ばれています。
毎日同じハッシュタグが付けられるので、すぐに投稿が埋もれてしまいます。
例:「#東京」「#グルメ」「#雑貨」
2・・・ユーザ発見用ハッシュタグ
「ビッグワード+単語」を組み合わせて、少し詳しく限定したものです。
1万から10万以下のボリュームをミドルワードと呼ばれています。
ユーザーも目的があって検索するときに使われます。
例:「#金沢ランチ」「#誕生日ケーキ」
3・・・オリジナルハッシュタグ
1万以下のタグをスモールワードと呼びます。
企業名やブランド名をオリジナルでつけるので、企業によっては大きなボリュームになることもあります。
具体的な名前や施設や建物名、キャンペーン用ハッシュタグなどもこちらにあたります。
例:「#香林坊ランチ」、「#お店の名前○○店」
ビッグワードやミドルワードのハッシュタグが多いと、フォロワー数の多いアカウントが多くなかなか上位に食い込むことが最初は難しいです。
まずはスモールワードのハッシュタグで検索上位を目指し、閲覧数やフォロワーの数を増やしていきましょう。
ハッシュタグの選び方
ハッシュタグを選ぶときですが、コツがあります。
自分の商品やサービスを伝えたいユーザーさんがよく使っているハッシュタグをというものを意識しましょう。
投稿内容に関連性のあるハッシュタグを使用する
例えば「#グルメ」や「#ファッション」という大きなビッグキーワードは、さらにジャンルが細かく分かれています。
例「#グルメ男子」や「#グルメスタグラム」
例「#福岡グルメ」「#東京グルメ」
ファッションで10~20代に向けた投稿であるなら、見た目が可愛いものやちょっと背伸びしたいファッションに注目するので「#プチプラコーデ」や「#おとなカジュアル」というハッシュタグ付けると、見てもらえる可能性が高まります。
また、30~40代に向けた投稿であるなら可愛いより上品なもの、主婦向けだとママさん向けのライフスタイルに合わせた投稿も可能です。
どんな人に向けて投稿したいかを明確にしてハッシュタグを選びましょう。
「#アラサーコーデ」「#ママコーデ」「#アラフォー女子」など
次にインスタグラム内でしか使われていない独自のハッシュタグも存在します。
インスタグラム内でコミュニティ化され、そのハッシュタグを付けた人同士がコメント欄などで交流しやすいようになっています。
例えば、
「#○○好きな人と繋がりたい」・・・ファッション、雑貨、アクセサリーなど
「#○○記録」・・・ダイエット、グルメ、料理など
最後に母の日や父の日、クリスマス、バレンタイン、誕生日、記念日などの記念日タグになったりトレンドがそのままハッシュタグになることもあります。
「#インスタ映え」「#フォトジェニック」
自分の商品がアルファベットやブランドの場合、スペルミスをしてしまうユーザーさんも多いのでカタカナや日本語のハッシュタグを入れておくとユーザーさん的には間違っても導いてくれるヘルプ的役割として使うのもひとつの手段です。
こんな形で入れるハッシュタグを選んでいきます。
同じ業種・同じジャンルの人気投稿・人気アカウントを分析する
自分が売りたい、知ってほしいターゲット層に支持されているインフルエンサーさんは必ずインスタグラムの投稿をチェックしましょう。
そしてどんなハッシュタグを使っているの参考にし、使えるハッシュタグはそのまま使いましょう。
インスタグラムでは、投稿されたハッシュタグから投稿一覧が確認できます。
インフルエンサーと同じハッシュタグを使うことで、インフルエンサーの投稿から自分の投稿へユーザーがハッシュタグ検索をしたときに流れてくること可能性もあります。
人気&おすすめハッシュタグが探せる!検索ツールの紹介
ここでは、自分が入れたいハッシュタグが有効なのかどうかを確認するためのツールをご紹介します。
ハッシュタグを15個も選べないという場合にも参考になると思います。
Instagramハッシュタグ検索
インスタグラム内のタグ検索機能を使ってハッシュタグを探すこともできます。
スマホ下の虫眼鏡マークをタップし、上のタグ検索用の窓に「上位検索結果」からキーワードを検索すると、関連のあるハッシュタグが出てきます。
そのときに投稿件数が表示されるので、この投稿件数のボリュームを参考にハッシュタグを選びます。
ハシュレコ インスタグラムと連携可能で使いやすい
ハシュレコは、キーワードを入れると関連したおすすめのハッシュタグを紹介してくれます。
パソコンから検索しないといけないツールが多いなか、スマートフォンで使えハッシュタグを検索したら選択するだけでクリップボードにコピーできるのでインスタグラムアプリと連携もできます。
tagreco 意外なハッシュタグを発見できるツール
検索したいキーワードを入れて、おすすめのハッシュタグを提案してくれるツールです。
関連したハッシュタグを知ることができます。
少し時間がかかることがあります。
まとめ ハッシュタグは奥が深い
ここまでInstagramのハッシュタグについてご紹介してきました。
今回のポイントは以下のような部分がありました。
- ハッシュタグの選び方を研究する
- 人気&おすすめハッシュタグが探せる!検索ツールを活用する
- 同じ業種・同じジャンルの人気投稿・人気アカウントを分析する
インスタグラムのハッシュタグはただつけているだけではなく、出会っていないユーザーに対して、見つけてもらいやすいように動線を整える一環として行っていることがよくわかります。
ハッシュタグのつけ方も戦略の一つです。