【店舗オーナー向け】初めてのLINE公式アカウント!実施するべき5つの集客方法

こんにちは、みゃーこ先生です!

ホームページの学校では、初心者でも分かりやすい言葉でホームページへの取り組みを紹介しています。

インスタグラム、FacebookやWebサイトと活用すれば有力な集客ツールになる仕組みがあります。
今回は、お店の販促ツールとして無料で使えるLINE公式アカウントの活用・集客方法について説明したいと思います。

 

みゃーこ先生

お客様に

  • 旬の情報やお店の最新情報をすぐ知ってもらいたい
  • リピーターになって何回も来てもらいたい
  • サービスの意見や改善点を知りたい

はじめてLINE公式アカウントに取り組むショップオーナーに向けた内容です。
使うツールと運用方法を具体的に説明します。

 

LINE公式アカウントを集客ツールとして使うメリットと知っておくべき特徴

 

LINE公式アカウントを使うメリットを知ることで、活用すべきポイントを確認しましょう。LINE公式アカウントは誰でも無料でアカウントが作れます。

LINE(ライン)の日本国内利用者数が多い

ラインを使っている利用者数は日本国内だけでも8,800万人(2021年時点)様々なSNSがある中で1位の利用者数です。

若い利用者数に加え、50代・60代・70代と利用者数の年齢層が幅広くターゲット層に合わせた告知が可能です。日本人の人口の約70%以上が使っているため何か知ってもらいたい情報を発信するツールとして魅力的なことが分かります。

引用:ガイアックスソーシャルメディアラボの記事「2021年10月更新! 12のソーシャルメディア最新動向データまとめ」
https://gaiax-socialmedialab.jp/post-30833/

 

お客様の新規会員登録がお友だち登録でカンタンに

 

お店独自のアプリの場合ダウンロードしてもらう必要があります。莫大な費用も必要になりますが、LINE公式アカウントはお客様に友だち登録(会員になってもらう)してもらい完了です。

LINEを使っている人であればマニュアルや説明など必要ありません。お店独自のお友だち登録用QRコードを発行して、お客様に声がけすれば会員組織のツールとして活用できます。

面倒だと思う手間をお客様が感じないことで新規会員を獲得しやすいツールです。

 

販促に必要な機能が無料で使える魅力

 

フル活用すれば無料で販促ツールとして大活用できます。自分たちで用意した場合かかる作業量や販促費用と比較するとLINE公式アカウントを使わない選択はないです。

それぐらい様々なマーケティングツールが備わっています。

LINE公式アカウントの開設方法はこちらを参照ください。


よく使うツール

 

メッセージ配信

お客様に知ってほしいお店の情報を迅速に発信することができます。セグメント機能といって年代別や性別などに分けて情報を配信することも可能です。

天候に合わせたサービスや予約の空き状況、タイムセールの告知などタイムリーなメッセージを配信することでお客様のリアクションを期待する際に活用しやすいです。

お客様は日常的にLINEメッセージを受け答えしているため、受信時の開封率が高く抵抗感が抱きにくいのも魅力です。

 

クーポン作成

ドリンクサービスや全商品10%OFF券などお店の魅力に合わせたクーポンを作成することができ、そのままメッセージとして配信することができます。

クーポン画像はテンプレートをつかったり、自由に作成することもできます。汎用性が高く画像作成が苦手な人やイラストレーターが使えない人でも携帯で簡単にクーポン作成が可能です。

ショップカード

来店ポイントとしてリピーター獲得に活用できます。紙によるポイントカードの作成や説明、ポイントカードの押印など必要がありません。

LINE公式アカウントの管理画面で手軽に作成でき、ポイント回数や特典も自由に設定することが可能です。

 

自動応答メッセージ作成

お客様がLINE公式アカウント上にて、質問してきた際に自動返信機能を作成することが可能です。お友だち登録(新規会員登録)のお礼やよく質問される内容の返信など定型文として用意ができます。

 

分析

お友だち登録数、メッセージ配信数やクーポン発行数など数値管理ができます。

 


​メッセージ配信は月1000通までは無料です。料金プランは配信数に合わせてあります。

引用:LINE for Business
https://www.linebiz.com/jp/entry/

 

 

はじめてLINE公式アカウントを使って取り組むべき実施項目5つ

たくさん機能が備わっており魅力的ですが運用が肝心です。お店自体の体制や準備が不十分であるにもかかわらず、あれもこれもと欲張ると結局手付かずになりクレームにつながりかねません。

そのためにもステップを踏んで進めていき確実に販促管理ができるようにしていきます。まずはここで紹介する項目5つをお店で実践することをおすすめします。

目的を明確にし、そのためのツールを重点的に設定することをおすすめします。

 

LINE公式アカウントの目的内容
  1. お店の認知拡大とお客様に興味をもってもらいたい
  2. ECサイトへ誘導する窓口として活用し、会員登録数を増やしたい
  3. 実際に来店につなげリピーター客を増やしていきたい
  4. お問い合わせ対応のツールとして活用したい
  5. アンケート調査をして見込み客の獲得ツールとして使いたい

目的によって使うツールや告知する内容、提供する特典が違います。そこを事前に整理整頓したうえでLINE公式アカウントの活用を取捨選択する必要があります。

まずは初めてLINE公式アカウントを活用する方は下記5つを重点的に設定してみることをおすすめします。

 

実施するべき項目その1:あいさつメッセージの作成とリピーター作りの仕掛け


友だち登録をしたときにお客様の携帯に自動で配信されるあいさつメッセージです。第一印象が決まる内容です。

  • メッセージは長くならないように、いつどんな情報を発信するか伝える
  • 登録してもらったお礼のクーポンやサービスを一緒に案内することで再来店強化
  • 有効期限は初めて登録してもらってから2~3か月程度に設定すると反応が確認しやすい

 

今後もメッセージを受け取るのが楽しみだなと興味と印象を持ってもらうようにしっかりメッセージを作成します。
また、再来店を促す仕掛けもここで「登録いただいたお礼」と「おまけ」として提示するとより効果的です。

下記のギネスビールが飲めるカジュアルバーは店頭の窓に「友だち登録でその場で使えるおとくなクーポンorおつまみ1品プレゼント!」とLINE公式アカウントの告知を掲示し登録を推奨している例です。

こうするとお客様は自発的に登録しようと思う機会が多くなります。こういった魅力的な取り組みはぜひお手本にしたいです。

 

実施するべき項目その2:LINE公式アカウントお友だち登録を促す告知を重点的に

 

お友だち登録数を増やすことが最重要です。

初期のころは集まりにくい状況も加味しお友だち登録キャンペーンを企画したり、特典を用意すると魅力が上がります。スタッフ同士協力し合い、登録の声がけを直接お客様にすることによって母数を増やしていく運営をしていくことが望ましいです。

 

スタッフによる友だち登録推奨の声がけ

お客様に接客あるいは接遇するタイミングで登録をおすすめする声がけの徹底。

 

お客様の目にとまる場所にQRコードを掲示

ショップ内の机、レジ横、受付カウンター、トイレ、待合室やエレベーターなどお客様が一定時間滞在する空間の壁に登録をおすすめするPOPやチラシを設置

 

お持ち帰り専門のスイーツ屋ではレジ横にLINE公式アカウントのPOPが配置されています。POP内には「おトク情報」「割引クーポン」「季節メニュー」と登録することでお客様がどんな情報を受け取ることができるか端的に表示しています。

 

カラオケ・ダーツバーではエレベーターホールの掲示板にLINE公式アカウントのPOPを掲示しています。LINE公式アカウントを通じて予約ができることを知ってもらう機会つくりをしています。

 

他のSNSツールでも告知

Webサイトや他に運用しているFacebookやツイッター、インスタグラムに表示し登録をおすすめ。

 

実施するべき項目その3:お客様にとってお得なショップ情報の定期配信

魅力ある情報を定期的に配信していくことでお客様により知ってもらい来店を促すツールになります。いつも同じ決まった情報や変化のないクーポンをメッセージ配信してもブロック数が増える可能性があるため計画的に実施することが大事です。

 

毎週金曜日・隔週火曜日など決まった曜日に配信する

運用もしやすく受け取るお客様にも決まった曜日のほうが認識されやすいです。火曜日は〇〇の日とオリジナル要素をもたせブランディング化につなげることも可能です。

 

お客様が知りたい詳細情報を配信する

季節感や新しいサービス、福袋やお中元・お歳暮などの予約開始など配信したい場合は詳細内容の情報を充実させます。一部の情報をLINEメッセージに掲載し「詳細情報はこちら」と続きが読めるようにWebサイトやECサイトへのリンクを貼り付け誘導します。

いろんな情報を知ることができるメッセージだと印象をもってもらえ他の情報発信媒体への誘導がLINEメッセージを窓口に可能となります。

 

配信メッセージはスケジューリングする

日常の業務をこなしながらLINE公式アカウントの運営を円滑にするためにはスケジューリングが大事です。2週間~1か月ぐらい先を見越し、配信スケジュールや配信するコンテンツを計画しておきます。

予約配信ができるため前もって準備しておくことで配信忘れを防ぎ、事前準備をすることで情報のクオリティも維持しやすいためです。

 

突発的な事象を有効活用するサービスをつくる

突発的な今日このタイミングが魅力になるサービスを用意しておき、配信すると魅力が増します。

 

突発的事象のサービス例
  • 雨の日はポイント2倍
  • 連休前のワンドリンクサービス
  • 毎月1日は感謝の1品サービスデー

急遽、予約キャンセルがでたので今ならお席用意できデザートプレゼントします特典

などなど遊び心も持たせるとメッセージをうけるお客様も突発的なLINEメッセージを楽しむことができます。

例に挙げたサービスは飲食店に活用できますが天候による影響や予約状況を配信することで来店促進を促す方法です。

他にもこの時間比較的すいています。ラスト〇〇セットです。アパレルやスイーツ専門店に活用できる購買意欲を沸き立たせる方法など事象を活用する情報も魅力です。

 

実施するべき項目その4:クーポン券の作成

LINE公式アカウントをつかえばクーポン券を作成することができます。クーポン券を作成することでショップへの来店誘導やサービスの認知拡大などに活用できます。

クーポンを数種類用意し、お客様に案内することで飽きられることなく使ってもらえるクーポンとして発行することを目的とします。

  • 初回登録限定クーポン
  • 友だち限定クーポン
  • 購入回数やサービス利用頻度に応じてのクーポン

など

様々なサービス内容のクーポンを発行することで人気度や反響具合がわかってきます。お客様獲得のフックとなるクーポン内容は各ショップ様々なため分析することは必須です。

LINE公式アカウントに登録することでゲットできるクーポンと特別感や他のお客様とは違う優越感がある特典は口コミ効果も狙えます。

 

実施するべき項目その5:自動返信メッセージの作成

 

LINE公式アカウントをつかってお客様が「キーワード」を送れば事前に作成した定型文を自動で送ることが可能です。お客様からよく聞かれる質問があれば事前に設定しておくことで、運営の手間や対応時間を削減することができる便利なツールです。

 

自動返信キーワードの例

「変更・キャンセル」

→キャンセルの方法や予約変更ができるフォームのURLや返答内容を用意

「初診」

→初診予約のフォームのURLや電話対応の場合、番号の案内などを用意

「テイクアウト」

→テイクアウト対応しているテキストメニューや写真など、テイクアウト予約フォームや方法を用意

何種類か店頭や電話でよく聞かれる質問のキーワードとその解答例を設定しておくことでサービス向上に役立てることができます。
365日24時間自動で対応可能な返信メッセージは設定しておくことをおすすめします。

 

補足
運用が慣れてきたら自動返信メッセージに「友だち限定のクーポン」や「知らせたい情報のコンテンツ画像」を盛り込むとビジネスチャンスにつなげやすいです。

 

LINE公式アカウントを使った集客成功事例

ここではLINE公式アカウントを使った成功集客事例をご紹介します。業種や目的によって使いかたも異なります。

タイムセールの事前告知を行い集客に成功

 

業種:
アパレルショップ

実施内容:
タイムセールの事前告知を前日の夜に配信。限定商品や目玉商品などの情報を盛り込み店頭告知はしないシークレットセール的要素として案内することで特別感を演出。

結果:
事前告知の効果でタイムセールの盛り上がりと集客は成功。リアルにお店に人が集まっていることで、通りがかりのお客様の注目も集め、来店へと巻き込んでいくことができた。お客様の集客がお店の盛り上がり演出につながり売上アップにつながった。

 

患者さんの質問に対応することで信頼構築

業種:
病院

実施内容:
初診患者には受付にてLINE公式アカウントの登録を案内し、来院する約90%以上の患者さんを登録へ誘導。

結果:
よくある質問をすべてLINEメッセージを通じて受け取り返信することで患者さんとの信頼関係を構築。接遇中にて電話に出られない時間帯もLINEメッセージで質問を受け取っておくことで不満を軽減することができた。

医師以外でも返信できる簡単な質問に受付事務や他のスタッフが対応することができる仕組みを形成。

  • カードの支払いは可能か
  • 予約のキャンセルや変更方法について
  • 注射をうけたがお風呂に入っていいか
  • 手術後の食事は何時間後が可能か

などよくある質問にはラインを通じてスタッフにて返事の対応をしている。

 

テイクアウトメニューの予約を促し食材ロスを軽減

業種:蕎麦屋

実施内容:
店頭販売以外にテイクアウトメニューの予約をLINE公式アカウントから取得。

結果:
事前に予約数を募ることで食品ロスの軽減にもつながり、お客様に待ってもらうことなく商品を提供できた。前もって提供メニューの準備数がわかるため、スタッフのシフトにも役立った。
限定20食と20日まで受付と数字を明確にすることで予約の入りかたもメリハリがつき、その時しかないプレミア感も出せた。お店の食に対するブランディング化にもつなげることができた。

 

まとめ

 

無料で様々な機能がついているLINE公式アカウント。

成功しているショップや企業は、告知運用管理をしっかり行っていることが前提です。誰に何をどんなふうにアピールし、どんな効果が出たか改善と見直しを繰り返し行っていることも重要です。

自分で使い勝手のいいクーポンやメッセージをお客様の立場になって体験してみることもいいですね。

LINE公式アカウントの活用方法やコンサルをLIGHT UPでは承っています。
ご興味ある方は、お気軽にご相談ください。

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ABOUTこの記事をかいた人

・100社以上のサイトを作り上げてきた経験があります。

WEBデザイナー・コーディネーター

・経験15年以上