こんにちは、みゃーこ先生です!
ホームページの学校では、インターネットを利用した販促活動に悩みや疑問を抱えている経営者の方に向けて、難しい言葉を使わずに、わかりやすくご紹介しています。
ホームページからの集客に悩んでいる方の中には、ブログの更新によって少しでも集客を増やそうと考えている方も多いのではないでしょうか。
ブログを続けていくことは間違いなくプラスに働く活動になります。
しかし、どんなブログを更新していけばよいのか、効果的なブログの書き方はどのようなものがあるのか、わからない方も多いでしょう。
わたしたちのところにも、お客様からこんな悩みをご相談されています。
- ブログで効果が出ているのかわからない
- ブログって、一体なにを書けばよいの?
- ブログを書くと集客に繋がるの?
中小企業庁が出している「中小企業白書」によると、中小企業のほとんどがホームページを更新している頻度が月に1度以下という報告が出ています。
参考:中小企業白書(https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/H25/PDF/0EHakusyo_part2_chap1_web.pdf)
つまり、ブログを運用していても、なかなか更新できていないという方が多いということでしょう。
ここでは、ホームページ活用に欠かせない「ブログの書き方」についてご紹介していきます。
Contents
ブログって効果あるの?
そもそも、ブログって効果があるの?と思っている方も少なくないはずです。
SNSが流行している現代では、ブログよりもSNSの方が…と思っている方も多いと思いますが、ブログでもやり方と期待する効果を間違えなければ、しっかりと効果は出ます。
ブログに効果があるのか?という方は、どのような効果を期待しているのでしょうか。
恐らく、多くの方は、「集客アップ」「売上アップ」に期待していると思いますが、その場合、集客したい人がどのような人で、どんなことに困っている人なのかを明確にすることが必要です。
自分たちのブログが読んでもらえると考えずに「発見されるためにはどうしたら良いか」を考えてブログを作ることが必要です。
例えば、時計の修理を提供している方であれば、ターゲットは修理を求めている人になるため、「こんな新しい時計が入りました」という情報よりも、「ゼンマイ式時計が動かなくなったときの応急処置法」の方が、ターゲットには響くでしょう。
このように、求めるターゲットに向けて正しい情報発信ができれば、ブログでも十分効果は出るでしょう。
ブログを書く3つの目的とは?
振出しに戻すような形になりますが、そもそも、ブログは何のために書くのでしょうか。
1.新たな顧客創出
1つは、新たな顧客創出で、新規の売上アップや、集客アップだと思います。
多くの方は、このような目的でブログを書いていると思いますが、新規の顧客創出の場合には、検索するキーワードを意識する必要があります。
自分たちの書きたいことだけを書くのではなく、ターゲットとなるユーザーがどのようなキーワードで検索するかを意識し、そのキーワードから課題を読み取り、解決できる情報提供を意識します。
先ほどの例だと、「ゼンマイ式時計が動かなくなったときの応急措置法」というタイトルになりますが、まさにゼンマイ式時計が動かなくなった人は、「ゼンマイ式時計 修理」や「ゼンマイ式時計 直し方」などで検索するでしょう。
このようなとき、自分たちが書いたブログに訪れることで、ユーザーは以下のような想いを持つはずです。
- ここのブログの著者は時計についてとても詳しいな
- 困ったときはこのブログを見よう
- なんて親切なお店なんだ
上記のような想いを持つようになれば、本当に修理しなければならないとき、信頼できるお店として、このブログの著者を訪ねてくるでしょう。
2.既存顧客とのつながり
次に、既存顧客とのつながりという目的があります。
例えば、現在通っている生徒や、親御さんに向けての情報発信として、ブログを運営している方もいると思います。また、商品を購入してくれている顧客に向けて繋がり続けるためブログを書いている人もいるでしょう。
そのようなブログの場合は、キーワードよりも、身近な情報や、何気ない情報の方が親しみやすく継続的にブログを読んでくれるようになり、ブログの内容を話題に、リアルの場でもコミュニケーションが取れやすくなります。
「人」にフォーカスしたブログにすることにより、その人のファンとなったり、企業のファンとなったりしてくれて、継続的に購買に繋げることができます。
3.求職者のため
次に、求職者のためにブログを書くということも、最近では多くなっています。
労働人口減少に伴い、中小企業において採用活動はとても重要な業務となっており、ホームページを持つ目的の多くは、この採用活動になってきています。
スタッフブログや社長ブログで想いを伝えたり、中の様子を伝えたりすることで、企業の内部が見れて、求職者からのエントリーが多くなる可能性があります。
実際、わたしのお客様の企業でも、ブログで情報発信することで、求職者へのアピールになるのはもちろん、新入社員が入ってきた時に、違和感が少なくなり離職率が低下する役割もあるとお聞きしています。
最近の新卒者が重視する傾向にあるのは
- 一緒に働く同僚がどのような人たちなのか
- 福利厚生は充実しているのか、休みは多いか
- 会社での飲み会や社員旅行は無いか
- 順調にキャリアアップしていける制度が整っているか
です。
数年前までは、やり甲斐や給料だったのが、プライベートを充実できるかがかなり重視されていたりするため、時代に合わせてアップデートしていく必要はあります。
求職者への情報発信ツールとして、今は欠かせないのが企業のブログと言えます。
ブログの種類
次に、ブログの種類について見ていきましょう。
ブログには、さまざまな形式がありますが、主に以下のようなものがあります。
- 社長・スタッフブログ
- 雑記ブログ
- ノウハウ提供ブログ
- ニュース・お知らせブログ
上記の中でも、お話したように、求職者に向けてや、既存顧客に向けてのアプローチなら、社長・スタッフブログの形式が良く、新規顧客の創出であれば、ノウハウ提供ブログなどが効果的でしょう。
また、ニュースやお知らせに関するブログを書いているところも多いですが、更新頻度が1か月に一度以上なければ、更新頻度が低いため、ニュースやお知らせをスタッフブログとして他の情報と合わせて発信するという方法も検討してみると良いです。何より、動いていない、と思わせることが一番のデメリットとなります。
ブログで効果を出すコツ
最後に、ブログで効果を出すコツについてご紹介していきます。
どんな記事が読まれているかチェック
まずは、ブログを運営するにあたって、しっかりと分析することが必要です。
どのような記事が読まれているか、ターゲットが興味を持っている内容を理解し、それはどのような課題からブログを読んでいるのか、はたまた読み物として楽しいのかなど、分析することで、次に書くべきブログの内容が決まってきます。
どれも全て読まれるということはあまりないため、読んでくれるブログの内容はどのようなものかを分析し、理解することが必要です。
自分たちにしか出せない情報を提供する
専門性を持ったブログにすることがおすすめです。
先ほどの例では、ゼンマイ式時計の修理の話をしましたが、お店を運営していたり、会社を運営していたりすることは、そのジャンルにおいて「プロ」です。
そのプロが発信する情報は、ターゲットにとって価値のある情報です。
専門的な用語をなるべく使わずに、わかりやすく専門的な情報を提供することで、ターゲットにとって価値のある情報となり、それはGoogleにとっても価値のあるページとなり、SEO対策にもなります。
まとめ
今回は、ブログの書き方についてご紹介してきました。
今回のポイントをまとめると、
- ブログの目的、期待する効果を明確にすること
- どんな記事が読まれているかチェックすること
- 専門的な知識をわかりやすく発信すること
ということがわかりました。
ブログはただ書けば良いというものではなく、読んでいるターゲットに向けてどんな情報を届けたいかを考えること、そしてブログの記事を分析して、どのような記事が読まれているかを理解することが重要です。