こんにちは、みゃーこ先生です!
ホームページの学校では、インターネットを利用した販促活動に悩みや疑問を抱えている経営者の方に向けて、難しい言葉を使わずに、わかりやすくご紹介しています。
美容室にホームページなんて必要あるの?予約管理サイトがあるからいらないのでは?
こんな悩みや疑問を持っている美容室のオーナーも多いと思いますが、美容室にとってホームページは必要な時代となっています。
わたしたちのお客様からも、こんなご相談されています。
- 美容室でもホームページで効果はあるの?
- 予約管理サイトのコストが高い…
- そろそれホームページくらいは持たないと…
5Gの登場やスマホ保有率、SNS利用者の増加により、社会はインターネット無しでは成り立たなくなってきました。
これまで関心がもたれていなかったWebを使った集客も多くの企業で導入されていく中、美容室においても例外ではありません。
ここでは、美容室におけるホームページの必要性についてご紹介していきます。
Contents
「facebookやインスタがあるからいい」では足りません
よく、SNSをやっているから大丈夫。という声を耳にしますが、本当に大丈夫でしょうか?
もちろん、SNSを運用していることは、情報発信になり、顧客との接点も多くなるため、間違いなくやった方が良いです。
しかし、SNSの運用は、顧客とのつながりを作れても、スタッフを募集したり美容室としての信頼性を高めたりするのには物足りません。
特に、スタッフ募集に悩みを抱えている美容室では、SNSだけでスタッフを募集するのは難しいでしょう。なぜなら、SNSの発信の中心は顧客に向けたものだからです。
「ここで働きたい」「オーナーの想いを知りたい」と思っている求職者の方々や、お客様へも、ホームページでしっかりと美容室の想いや考え方を伝えていく必要があります。
なぜ、美容室でもホームページが必要なのか
美容室を運営しているオーナー様は、ホットペッパービューティーなどの予約管理サイトを利用して集客しているところが多いでしょう。
しかし、ホットペッパービューティーなどを利用すると、集客はできるものの、そこに依存してしまい、言われたままの費用を支払わざるを得ない状況になってしまうのが悩みの種ではないでしょうか。
そのような点からも、ホームページによる集客は必要と言えるのですが、実はそれだけではありません。
なぜホームページによる集客が必要なのかをご説明します。
必要性1:本当に来てほしい集客ができない
ホットペッパービューティーなどの予約管理サイトから来店されるお客様の中には、一回きりのお客様も多いのではないでしょうか。
その理由は、サロンの魅力を感じてきているというお客さまより、価格や場所の比較から選んでいるお客様が多いからと言えるでしょう。
本当に長く通っていただける、本当に来てほしいお客様は、サロンの魅力を理解して、納得をして訪れてくれるお客様です。それには、ホームページを利用した強みの訴求が効果的です。
必要性2:膨大な広告費からの脱却
予約管理サイトも、いわゆる広告となるため、広告費をかけて集客することが常に必要です。
ホームページは、一度作ってしまえば、運営管理費は安価なので、自分で更新していくことができれば、広告費をかける必要はなくなります。
ホームページが自らお客様を捕まえてきてくれるような、営業マンにさせることも可能です。
必要性3:強みを表現しづらい
ホットペッパービューティーなどのような予約管理サイトだけでは、強みを表現するのは難しく、「沢山ある美容室の中の一つ」という立場から脱却できません。
強みを生かし、ブランディングをしてきてほしいお客様へアプローチするには、ホームページを利用して、自由な表現でアプローチする方が効果的です。
例えば、ホットペッパービューティーでは、同じフォーマットで書ける内容も限られています。どのお店を見ても特徴がしっかり中を読まないと見えにくいです。
一方ホームページでは、自由なレイアウト・デザイン、ページ構成でサロンの特徴をPRできるのです。
必要性4:人材確保には欠かせない
美容室のオーナーの悩みは、集客よりも、いまでは人材の方が強いのではないでしょうか。
人手不足はどのような業界でも課題となっていますが、美容室においても人が辞めてしまう、そもそも集まらないという課題を抱えているところが多いでしょう。
人材募集のためにホームページを持つことが最近では一番の理由にしているところがほとんどです。
採用活動している美容師も今はかならずサロンのページをチェックします。その際に採用に特化したランディングページは非常に効果的です。
必要性5:カットモデルを集めやすい
スタッフだけではなく、カットモデルを集めやすくするのもホームページです。
ホームページがあると信頼性を高め、カットモデルの依頼がしやすくなるでしょう。
「この美容室なら出ても良いかな」と思ってもらえるようなホームページを作ると良いでしょう。
美容室には、どんなホームページが良いのか
美容室にとって、良いホームページとはどのようなものでしょうか。
情報更新がしやすいホームページ
美容室に限ってのことではありませんが、情報更新がしやすいホームページであることが良いホームページと言えるでしょう。
その理由としては、ホームページは情報発信ツールとなるため、簡単に情報発信できない仕組みであったり、覚えづらい仕組みであったりすると、マメに更新しなくなり、古い情報だけが残っているホームページになってしまいます。
そのため、情報発信しやすいことが必要で、簡単にブログなどの記事が投稿できるCMS(コンテンツマネジメントシステム)というツールで作られたホームページが良いでしょう。
代表的なものにWordPressやMovable Typeといったものがあります。
一般的なWeb制作会社はこのようなツールを使ってホームページを構築していますので、制作会社に依頼する際には、自分たちで簡単に更新できる仕組みなのか、CMSツールを利用しているのかなどを聞いてみると良いでしょう。
強みがしっかり表現できているホームページ
次に、サロンの強みがしっかり表現できているかもポイントです。
「うちのサロンはここが良い」
「こんなお客様におすすめ」
このような強みやおすすめポイントを出すことで、しっかりお客様に対しての訴求ができ、「こんなサロンなら一度行ってみたいな」と思ってもらえます。
例えば、縮毛矯正で失敗し続けた人が、諦めてしまっていた中で、「何度も縮毛矯正に失敗した人でも大丈夫」と言った強みやおすすめポイントがあれば、多少高くても、期待してしまうでしょう。
このように、価格だけではなく、ここにしかない価値を提供することがホームページ上では表現しやすくなっています。
SNSとの連携
SNSとの連携も必要です。
特に、Instagramとの連携や、Twitterとの連携は欠かせません。Instagramで投稿した写真を見てサロンに訪れるという方も今では多いでしょう。
Instagramで写真を投稿しつつ、Twitterでその内容を発信すると言った、ホームページとInstagram、Twitterとの連携などによって、総合的にデジタルマーケティングをすることがおすすめです。
ホームページを持たないリスク
最後に、ホームページを持たないリスクをご紹介します。
ホームページは、今すぐ成果を出すために利用するようなツールではありませんが、1年後、2年後、お客様獲得やスタッフの獲得をするには、ホームページの存在は欠かせなくなっているでしょう。
今でも持っている美容室と持っていない美容室では、ブランド戦略や、人材確保の部分で差がついていると思います。
将来のことを考えれば、Webを利用して自力で集客したり、スタッフを集めたりするためにも、今からホームページを持つことがおすすめです。
まとめ
ここまで、美容室におけるホームページの必要性についてご紹介してきました。
ホームページを持つことで、以下のようなメリットがあることがわかりました。
- 本当に来てほしいお客様の獲得
- 広告からの脱却
- 人材確保やカットモデル確保
このような成果を出すためにも、まずは一歩、ホームページの構築をしてみてはいかがでしょうか。