こんにちは、みゃーこ先生です!
ホームページの学校では、インターネットを利用した販促活動に悩みや疑問を抱えている経営者の方に向けて、難しい言葉を使わずに、わかりやすくご紹介しています。
ホームページを持ったけど、なかなか結果に繋がらない…そんな悩みを持っていませんか?
若者だけではなく中高年もスマホを手にした今、どのような企業でも集客や販売において、ホームページは欠かせないツールとなっているでしょう。
本来、ホームページは24時間文句も言わずに働いてくれる営業マンとして利用できるはずですが、それでもなかなか結果に繋がらないという方は、「ホームページを最適化できていない」のではないでしょうか。
わたしたちも、お客様からこんな悩みをご相談されています。
- ホームページの分析、アナリティクスって難しそう
- 画面がわかりにくくて、どこを見ればいいかわからない
- 分析した方が良いのはわかっているんだけどヒマがない
ホームページを最適化していくためには、「分析」「改善」が欠かせませんが、なかなかどうやって分析したら良いのか、分析の時点でわからないことも多いでしょう。
ここでは、ホームページで成果を上げていくために必要な「分析」「改善」についてご紹介していきます。
Contents
解説動画:【入門者向け】ウェブ解析ってどうやるの?考え方・やり方について
このブログの内容は下記の動画でも解説しています!
ウェブ解析とは?
まず、ウェブ解析とはどのようなものでしょうか?ウェブ解析士という資格がありますが、ウェブ解析は資格になるほど専門的な知識が必要なものです。
ウェブ解析は「現状を知る」こと
ウェブ解析は、その名の通りウェブ(ホームページ)を解析するもので、ホームページはチラシのように作ったら終わり、変更はできないというものではありません。ホームページは常に変更ができ、最適化(より精度の高いもの)することができるツールなのです。
ホームページで集客や売上アップを目指すのであれば、常に消費者の行動の変化に合わせて最適化が必要ですが、それをするためには「現状がどうなのか」を知ることが必要です。
現在の状態を知ることで、理想とのギャップを理解することができますが、「現在の状態を知る」ということこそ、ウェブ解析になります。
ウェブ解析の重要性 なぜウェブ解析が必要なのか
では、ウェブ解析はなぜ必要なのでしょうか?それは、ホームページに限らず、どのようなビジネスにおいても現状を知ることが必要だからです。
体の病気も、どんな病気なのかを知ることができなければ、その病気を治すことができないように、ホームページも現在の状態がわからなければ、どこを改善すればもっと効果が出るのかがわかりません。
ホームページの状態を診断する行為こそ、ウェブ解析というものになり、ホームページで成果を上げるためにはとても重要なものとなります。
ウェブ解析に必要な3つのツールとは
ウェブ解析を効率的に行うための、便利なツールが沢山あります。ここでは、代表的なツールを3つご紹介していきます。
ウェブ解析ツール1:Googleアナリティクス
1つめの、Googleアナリティクスは、Googleから提供されているウェブ解析ツールの一つですが、主に以下のようなことができます。
- アクセス数の確認(ホームページが見られた数)
- ユーザー(見に来た人)の情報
- ユーザーの行動情報
細かく記載すると、まだまだあるのですが、取るべき主な情報としては、上記のようなものがあると意識すると良いでしょう。
ウェブ解析ツール2:Googleサーチコンソール
Googleサーチコンソールも、Googleから提供されている無料ツールですが、Googleサーチコンソールでは、以下のような情報を取ることができます。
- ユーザーの検索キーワード
- Googleからの警告
Googleアナリティスクを利用している方は多いですが、Googleサーチコンソールはあまり使えていないという方も多いようです。
しかし、先述のように、重要な情報を得ることができるため、利用すべきツールの一つと言えます。
ウェブ解析ツール3:ヒートマップ
最後に、ヒートマップがあります。
ヒートマップは、Googleから提供されているツールではなく、さまざまな企業から提供されており、有名なツールとしては、Ptengine(ピーティーエンジン)や、Mouseflow(マウスフロー)などがあります。
ヒートマップでできることは、以下のようなものです。
- 読了率の確認
- クリックされた場所の確認
ヒートマップは、ホームページのページの中で、どこがクリックされているのか、どこが読まれているのかを判断することができるツールです。
これだけは見ておこう!3つのポイント
ここからは、ウェブ解析において、どんな部分を確認すれば良いのか、ポイントを抑えて確認していきましょう。
アクセス数
アクセス数は、Googleアナリティクスで確認できる数値です。
アクセス数を確認する理由は、「どれだけの人が訪れているか」を判断することができるため、目標値に対しての現状と、改善されているかどうかの確認ができます。
ここで最も大切な数値の確認をしていきましょう。
ゴールが資料請求だった場合、資料請求を10件欲しいと決めたら、以下のような図式が出来上がります。
上記のように、資料請求を10件得るために、エントリーフォーム(資料請求ページ)に何件のアクセスが必要で、エントリーフォームに入るまでに重要なページ、例えば「私たちの強み」や「サービス内容」「コース内容」などのページに何件アクセスが必要で、その前にTOPページに…と目標数値を立てることが必要です。
そして、それぞれの目標に対して、実際にはどれくらい訪れているのかを見て、それぞれの課題を解析することで、改善策が見いだせます。
ページごとの流入元・流入先
先述の「重要なページ」は、自分たちが考えるのではなく、実際にユーザーがどのような動きになっているかを確認し、重要なページと定義することが必要です。
例えば、先ほどの例で挙げた資料請求に繋がるページはどこなのか、エントリーフォーム(資料請求ページ)に行く前に、どこのページを見ているのかがわかれば、「何に後押しされたのか」の仮説を立てることができ、そのページをより強化することができます。
フォームからの離脱率
最後に、フォームからの離脱を見ることも必要です。
エントリーフォームに来たからといって、必ずしも全員が資料請求をしてくれるとは限りません。
エントリーフォームが使いづらかったり、信用性がなかったり、面倒と感じたりした方は、せっかくあと少しで見込み客になったにもかかわらず、離脱していなくなってしまいます。
そのようなことにならないよう、エントリーフォームの状況も確認しておくと良いでしょう。
まとめ
ここまで、ウェブ解析の入門編をご紹介してきました。
ウェブ解析は、本来はまだまだやらなければならないことがあり、専門的な知識が必要ではありますが、今回ご紹介した部分は誰でも確認できるようなものばかりです。
ポイントを整理すると、
- ホームページは最適化が必要
- 最適化するには現状を理解する「分析」が必要
- ウェブ解析では「アクセス数」「ページごとの流入元・流入先」「フォームからの離脱率」をまずは確認しよう
というものでした。
是非、ウェブ解析の一歩を踏み出し、ホームページで成果を上げてください。