こんにちは、みゃーこ先生です!
ホームページの学校では、インターネットを利用した販促活動に悩みや疑問を抱えている経営者の方に向けて、難しい言葉を使わずに、わかりやすくご紹介しています。
中小企業の経営者のみなさんは、日々、売上アップ、集客アップ、利益アップなど、売上や利益に関する悩みが尽きないのではないでしょうか。
売上を獲得するためには、「単価×数量」のどちらか、もしくは両方を上げることが必要ですが、単価を上げることが難しいため、「数量」つまり集客に力を入れているという企業も多いでしょう。
わたしたちも、お客様からこんな悩みをご相談されています。
- どうやったら集客が増やせるのか
- ホームページでもっと集客できないのか
- 集客できる仕組みはないの?
ホームページを作った多くの企業は、「効果が出ていない」と感じているようです。その理由は、ホームページを作るときに、マーケティング視点で作れていないため、「集客」という機能を十分生かせていないからです。
ホームページで集客するためには、マーケティング視点が必要であり、それはホームページでの「表現」に繋がっていきます。
ここでは、地域No1になるために必要なホームページ作りについてご紹介していきます。
Contents
地域1番店とは?
地域1番店とは、その名の通りエリア・地域で1番のお店になることです。
地域で1番になるというのは、お店の大きさや売上で1番になるということだけじゃなく、例えば、1番歴史が古い、1番スピードが速い、1番安いなどさまざまな1番があるため、根拠がある1番店になることが「地域1番店」です。
地域1番店が重要なワケ
地域1番店になるべき理由とはどのようなものか、見ていきましょう。
マーケティング王道「P&G」の手法
マーケティングの勉強会や記事でしばしば名前の挙がる「P&G」は、No1になるためのマーケティング活動を行っており、それは「〇〇と言えばあの商品」というポジションを築くためです。
例えば、液体洗浄と言えば何を思い浮かべるでしょうか、「アリエール」や「ボールド」などを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
またオムツと聞くと「パンパース」などを思い浮かべる方も多いでしょう。
このように、「〇〇と言えば」という中で、一番に名前が出てくるようにマーケティング戦略を行っているのがP&Gです。
〇〇と言えばあのお店
これは、大企業にだけ利用できるマーケティング戦略ではなく、中小企業においても「〇〇と言えば」という戦略を使うことができます。
それは、「地域1番店」です。
地域1番店になれば、「〇〇と言えばあのお店」というポジションを確立することができ、そのジャンルで検討しているターゲットには、初めに名前が浮かぶようにすることができます。
例えば、「〇〇地区の魚介系ラーメンならあそこ」「近くで腰痛に強い整体院はあそこ」といったように、ある分野、ジャンルで1番が取れれば、その悩みを解決したいターゲットには、一番に名前が挙がるため、集客しやすくなります。
大企業のように多くの広告費が利用できなくても、このような地域1番店になるためのマーケティング戦略は可能です。
地域1番店を目指すには
では、実際に地域1番店を目指すには、どのような対策が必要なのか、見ていきましょう。
特化型・専門型店舗
一番は、特化型店舗、専門型店舗がわかりやすく、消費者にとっても認知されやすいです。
例えば、先ほど例を挙げた腰痛に強い整体院であれば「腰痛特化型の整体院」とうたってしまうことで、その地域では「腰痛のことならあの整体院だ」というブランディングができます。
ただ、このようなブランディングは、腰痛以外の顧客を捨ててしまうというイメージがあるため、なかなか踏み出せないのが実情でしょう。
しかし、現代社会において、情報が多い中で、消費者は「選択」するようになっており、昔のような総合サービスよりも、特化型サービスの方が、需要はあるようです。
実際、軽自動車特化型の自動車販売店や、タピオカドリンク専門店、女性専用のスポーツジムなど、ある分野、ジャンルに特化している企業の売上が伸びていることも事実です。
ホームページの見せ方を改善
なかなか、いきなり特化型店舗にしたり、専門店化したりするのは難しいと考えられる方も多いと思いますが、実際の店舗は何も変えずに、ホームページ上の表現だけを工夫するという手があります。
例えば、先ほどの整体院の例でいえば、「腰痛に強い整体院」という表現をして、腰痛の方をターゲットとして、ホームページをリニューアルすることや、サテライトサイトとして、現在のホームページとは別に、腰痛に特化したターゲットが見るためのサイトを立ち上げるなど、対策は可能です。
その場合、ホームページ上の表現だけで地域1番店を表現できるため、店舗を変えるリスクなどもなく、チャレンジすることができます。
ホームページは今やさまざまな販促ツールの中で大きな役割を持っているため、ホームページをどのように活用するかで、お店の売上も大きく変わるでしょう。
ホームページ改善から始めてみよう
コロナ禍でなかなか集客できなかったり、売上が伸び悩んだりしている方も多いと思いますが、今持っているホームページの表現を少し工夫するだけで、実は売上を大きく伸ばすことも可能です。
今回ご紹介した地域1番店という手法は、全国でも多く事例があり、多くのオーナー様が成功体験をしています。
地域1番店を目指すためには、特化型や専門店化していくことがおすすめですが、店舗自体や運営自体を変えなくとも、ホームページの表現一つでそのような集客が可能となるため、まずはチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
ここまで地域1番店を目指すメリットや方法についてご紹介してきました。
今回のポイントは以下のような部分がありました。
- 地域1番店は大企業もやっているマーケティング戦略
- 〇〇と言えばというポジションを取る
- ホームページを活用すれば地域1番店を目指せる
地域1番店になることは簡単ではありませんが、ホームページ上の表現一つでNo1を目指すことが可能です。
No1と表現するためには、具体的な数値の根拠を持つことで、閲覧しているユーザーからの信頼性も上がるでしょう。
具体的には、「駅から1番近い」「歴史が1番古い」など具体的な根拠を示すことがポイントです。