[重要]公開後にやるべきWeb運用の実施項目5つ

こんにちは、みゃーこ先生です!

ホームページの学校では、初心者でも分かりやすい言葉でホームページへの取り組みを紹介しています。今回は、公開後にやるべきWeb運用について解説したいと思います。

「初めてWebサイトをつくりました!」

大きなプロジェクトが終わったあと、ほっとするのもつかの間。構築したWebサイトを「運用」していく必要があります。

お客様の悩み

「今後はどうやって運用していけばいいの?」

  • 何をすれば運用になるの?
  • アクセス数を増やしていくにはどうすればいい?
  • ひとりで運用はできるのもの?

運用とは、構築したWebサイトを見てもらうためのオウンドメディアとして価値と質を高めていくためのものです。

引用:ウィキペディア
オウンドメディアとは自社発行の広報誌やパンフレット、カタログ、インターネットの自社ウェブサイト・ブログなど、企業や組織自らが所有し、消費者に向けて発信する媒体を指す。「ペイドメディア」 (Paid Media) や「アーンドメディア」 (Earned Media) と合わせ、企業マーケティングの核となる3つのメディアとして認識される媒体といえる。

 

みゃーこ先生
Webサイトを公開した後、何をすればいいか知りたい経営者、Webご担当者様必見です。

しっかり取り組まないと、せっかく構築したWebサイトがうまく集客や認知の媒体になりません。

たぬきち
運用って、何からはじめたらいいのだろう?とりあえずお知らせかニュースを更新すればいいの?回数はどれくらい?
みゃーこ先生
この記事では、オウンドメディアとして生きた媒体にするため何をどれくらいすればいいかを解説します。参考にしてみてください。

 

Web担当者が公開後にやるべきこと具体的な運用とは

「運用」とは、結局なにをすればいい?と思っている経営者、Webご担当者の方へ。
具体的な作業内容をご紹介します。

運用1.更新ができるコンテンツの新しい情報を発信

自社の情報を定期的に発信することです。お客様に知ってほしいことをWebサイトを使って継続的に発信します。

文章を書くことが苦手な方がいるかもしれません。
でもお客様に接客をする、電話でのお問い合わせにお応えするイメージで文を書いてみましょう。

CMS(コンテンツマネジメントシステム)を使って、テキストを打ち込み撮影した画像をアップして情報を自分で発信してくことが運用です。

時期や取り扱っているコンテンツによっては、採用情報やプレスリリースの発信なども含まれてきます。

 

運用2.グーグルアナリティクスの管理画面でアクセス数を確認する

Webサイトを公開したら、自社のサイトが毎日、毎月どれくらい見られていて人気があるページが分かる仕組みがあります。

グーグルアナリティクスとよばれるアクセスツールで確認できます。
Webサイトを構築する際にWeb制作会社にお願いしてアクセス管理画面が見れるように準備しておきましょう。

日々運用していく中で、数値を確認しどんな情報がよく見られているのか人気があるのか分かっていくと面白いです。その数値をもとにWebサイトの改善へつなげることができます。

どんな数値がわかるか一例をご紹介します。

グーグルアナリティクスでわかること

・アクセス数

自社のWebサイトを閲覧しに来たユーザー数や見たページ数が分かりますアクセスを増やしていくためには、ユーザーが知りたい情報やコンテンツの更新が必須になるため定期的に確認します。

 

・サイトを見ている滞在時間

ユーザーが自社サイトを見ている滞在時間が分かります。
滞在時間が長いほどじっくり見ていることが分かり、すぐ去ってしまうページは改善が必要です。

 

・アクセスの多い曜日や時間帯

曜日や時間帯によってアクセス数が異なる業種があります。アクセスの増えるタイミングを知ることで、情報の発信タイミングやイベントの設定など参考にできます。

 

・キーワード検索は何が使われているか

GoogleやYahooの検索窓に打ち込んだキーワードより検索結果が表示されます。自社サイトに訪問するきっかけになったキーワードを知ることで、SEO対策のヒントや記事を書く際に使うキーワード選定につなげることが可能です。

 

・アクセスの多い地域

日本のどの地域からアクセスが多く来ているかなど地域性を確認することができます。WebやSNS広告の出稿エリアの選定の参考になります。また出店してない地域のお客様が興味をもってアクセスしてくれている可能性もあることからリアル店舗出店の検討エリアとしても参考になります。

 

運用3.お問い合わせフォームの迅速な対応

Webサイト内に問い合わせフォームを設置している場合、お客様からの質問やお問い合わせの返事が必要です。迅速なお問い合わせ対応も運用には不可欠となります。

ショップに関する質問や商品のお問い合わせ、クレームの場合もあります。取材に関するメディア対応や採用に関する質問など多様にわたることもあります。

お問い合わせフォームに関する対応方法については、社内で体制やフローを確認しておきましょう。

様々な質問がくる場合に関係各所への割り振りも必要になってくるためルール化しておくことが大事です。

 

実店舗があるビジネスの方はグーグルビジネスマップの登録を

レストランや美容室、マッサージなどのサービス店として実店舗を持っているビジネスの方はMEO対策をしましょう。

グーグルマイビジネスより無料で登録ができます。ユーザであるお客様が検索した時にマップ上に自社サイトの検索結果が表示される仕組みです。

詳しくは下記に解説しているのでご参考にしてください。

 

公開後のWebサイト運用の大切さと注意点

Webサイトを運用する具体例とやるべきことを説明しました。取り組むにはかなりの作業量が必要だと気づいた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

時間も手間もかかりますが、なぜこのような運用が大切なのかどういう点に注意すればいいかを解説します。

 

Webサイトを定期的に更新・新情報を発信する意味とは

魅力あるWebサイトは新しい情報がつねに発信されている媒体であることです。

どんなお店かな?と好奇心をもってWebサイトを見た時、古い情報のまま更新されていないWebサイトだとお客様は不安になります。

最近のショップ情報や商品情報が知りたい、調べたい、欲しいと思ってお客様は検索します。そこにシーズン性にあったイベント、商品、ショップ情報がしっかり掲載されていると買ってみよう、行ってみよう、予約してみようと次の行動へお客様を促すことができます。

そのための集客装置として更新と情報の発信が必要になります。

また定期的にWebサイトの情報を更新していることでGoogleの検索システムがサイト巡回する際、更新性が高く有益な情報をユーザーに提供していると認識することで上位表示されやすくなります。

 

とにかく更新すればいいの?上位表示される魅力ある情報とは

検索されたときに上位表示される条件とは、お客様であるユーザーにとって有益な情報を提供できているかがカギです。

詳しく情報を知りたい、このサイトに来れば役に立つ、有益な情報が得られるとお客様に思われることが重要です。

お得で便利な知りたかった情報を発信し続けると継続的に見に来てくれます。興味を持ってもらうとサイト全体を回遊し、よりアクセスの増加へとつながります。

また何度も定期的にアクセスがあることで、サイト全体が魅力ある媒体だとGoogleに評価されます。評価されると同じ検索キーワードでも、他のWebサイトより上位表示される機会が増えます。

様々な効果が相互作用によっていい結果へとむずびつく可能性があるため魅力ある情報の探求と発信は必要です。

 

無料だからと気軽にはじめがちなSNS運用の落とし穴

Webサイトからの発信にくわえFacebookやツイッター、インスタグラムといったSNSを活用する方法もあります。

基本無料で、誰でもアカウントが開設でき発信する作業自体は簡単です。そのため情報発信の窓口を増やせることができると思い安易にはじめてしまう企業やオーナー様がいます。

しかしSNSは、ツール毎の特徴や使いかたが少しづつ異なります。ターゲットや打ち出し内容によって相性がいいSNSも異なります。

そして何より更新の負荷が重いです。

ツイッターが大好き!コメントもらうのが楽しい!インスタグラムで画像や動画を撮影して加工するのが楽しい!といったWeb担当者なら問題ないですがなかなか通常業務にくわえSNS運用時間をとるのは難しいです。

  • フォロワーを増やす
  • お客様のいいね!を獲得する
  • そのための商品写真や動画撮影
  • そしてテキスト

毎日のように発信し続ける必要があります。

なぜならコンバージョンと言われる

  • 買ってもらう
  • 来店してもらう
  • 予約してもらう

といった結果につながる数値獲得をする必要があるからです。

 

アカウントを開設したのに投稿が滞っている、ショップのイメージとは関係なさそうな写真が投稿されているなど逆に企業ブランドのイメージを損なうこともあります。

注意
各SNSの特性を理解したうえで、どんな情報をどれくらいの頻度でどんな方法で発信していくかなど計画性が必要です。

 

協力会社の助けも必要!Webサイトの鮮度を保つための運用体制

情報を発信する仕組みはCMSなどのシステムを導入していれば簡単に行えます。そのため兼務でもできると思われがちな場合があります。
ですが、魅力あるWebサイトにするための

 

SEO対策を考慮した記事作成

商品訴求が細部までこだわった見せかたと画像数

何度もお客様に見てもらうための商品の更新や追加

 

など1人で運営していくには限界が出てくるコンテンツもあります。

そのためWebに特化したコンサル企業があります。協力会社のフォローやバックアップ、アドバイスも頼りにしつつ体制を整えていくことが好ましいです。

外部に依頼すると費用がかかる、予算がないと考える企業もありますがせっかくオウンドメディアとして魅力ある媒体に育てるために構築したWeb媒体をうまく活用できず価値をうしなっていく状態が危険です。

Webサイトの運用がうまくいっている企業は体制がしっかり構築されています。好きで楽しんで取り組むメンバーで構成されていることもよくみうけられます。変化が激しい世界だからこそ柔軟に対応できるように様々なアドバイスは必要ですね。

 

公開後のWebサイト運用でやるべき具体例のまとめ

Webサイトを価値のある媒体にするためには、入念な取り組みが必要です。

運用に関する具体的項目

・お客様が必要とする情報を定期的に発信・更新する

・グーグルアナリティクスでアクセス数は観察し改善に取り組む

・お問い合わせフォームの対応はルール化しておく

・SEO・MEO対策を可能であれば取り組む

さらに注意すべきはなぜWebサイトの更新性や発信性が必要なのか理解する。とりあえず無料だからとSNSをはじめるまえに社内の協力や運用体制が可能か相談する外部協力会社も交えて検討することが現実的な方法です。

LIGHT UPではWebサイト構築後の運用体制に関するご提案やアドバイスも承っています。

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ABOUTこの記事をかいた人

こんにちは!このブログの編集長「みゃーこ先生」こと清水美耶子です。 インターネットや広告が苦手な経営者の皆様に、わかりやすく説明し、継続に受注ができるようアドバイス、コンサルティングを行っていきます。 ・100社以上のサイトを作り上げてきた経験があります。 ・WEBデザイナー・コーディネーター ・経験15年以上