こんにちは、みゃーこ先生です!
ホームページの学校では、インターネットを利用した販促活動に悩みや疑問を抱えている経営者の方に向けて、難しい言葉を使わずに、わかりやすくご紹介しています。
皆さんの中には、これまでチラシや新聞折込など、非デジタルの販促物を利用して販促活動をしていたけど、なかなか効果が現れなくなってきたと感じている方も多いでしょう。
わたしたちも、お客様からこんな悩みをご相談されています。
- チラシでの効果が薄まってきた
- ホームページをもっと活用したい
- 何からはじめて良いのやら…
スマートフォンやインターネット環境が進化する中で、人々の生活環境は変わり、電車の中吊り広告を出してもスマートフォンの画面を見る人たちの目には触れなくなり、効果が薄れてきました。
※電通「日本の広告費」より(URL:https://www.dentsu.co.jp/knowledge/ad_cost/2019/media.html)
インターネットを利用した販促活動をするには、まずはホームページを活用することが重要です。
ここでは、ホームページを上手に「営業マン」にするために必要な、「SEO対策」について、わかりやすくご紹介していきます。
Contents
SEOってわかりやすく言うとなに?
SEO対策は、一言でいうと「みんなにホームページを見てもらうための対策」です。
ホームページを作っても、見てもらえなければ商品やサービスを知ってもらうことも、検討してもらうことも、買ってもらうこともできません。
店舗を構えている方なら、お店に来てもらえないので、もちろん購入にもつながらず、閑古鳥が鳴いている状態を表しています。
SEO対策をする理由は?
SEO対策をする目的は、ホームページがより多くの人に見てもらうことです。
ホームページは見られなければ意味がない
どんなに綺麗な看板を作っても、どんなに素晴らしい店構えをしても、お店や看板を置いている位置が、無人島であれば全く意味がないですよね。
それと同じように、ホームページをどんなに綺麗に作っても、見られる場所に置かなければ意味がありません。
この、「見られる場所」に置くことが、SEO対策です。
検索結果で上位表示されると見られる可能性が高くなる
多くの人は、情報を検索するときに「Google」のサービスを利用したり「Yahoo」のサービスを利用したりして検索しています。
日本人の多くは、インターネットを利用した情報検索をする時、意識しないうちにGoogleの無料サービスを利用させてもらって情報収集をしているんです。
Googleの検索結果を見てみましょう。
例えば、「SEO対策 やり方」で検索してみると、以下のような結果が表示されます。
このように、検索結果で、1位で表示されるサイト、4位で表示されるサイトのように表示され、1ページの中では、最大10位までのサイトが表示されます。
ここで大事なのは、順位ごとに「見られる確率」が違うということです。
1位で表示されるサイトは多くの人に見られますが、10位で表示されるサイトはほとんどの人に見られません。
さらに、2ページ目(11位以下)で表示されるサイトは、全く見られないような結果になってしまいます。
具体的に言うと、検索結果で表示される順位ごとに実はクリックされる率(見てもらえる確率)が以下のようになっています。
1位 : 28.5%
2位 : 15.7%
3位 : 11%
…
10位: 2.5%
これは、SISTRIXという会社が、8,000万を超えるキーワードと、数十億の検索結果を分析した結果、このような検証結果が出たというもので、1位と10位では雲泥の差があることが明白です。
1,000人のユーザーが検索したとしても、1位のサイトは285人見てくれるのに対して、10位のサイトは25人しか見てくれないことになり、商機を逃すことになるでしょう。
そのため、Googleの検索結果で上位表示することは「見られる確率」を増やすためにとても大切なことなんです。
SEO対策をするには?
では、実際にSEO対策をするにはどのようなことをすれば良いのでしょうか。
ポイントは、
- Googleの考えを理解すること
- ユーザーのことを理解すること
です。
それぞれ細かく見ていきましょう。
Googleの考えを理解する
検索結果を作っているのはGoogleの仕組みです。
つまり、Googleの考えを理解しなければ、検索結果で上位表示させることは難しいでしょう。
では、Googleはどんな考え方を持っているのでしょうか。
Googleが掲げる10の事実より(URL:https://www.google.com/about/philosophy.html?hl=ja)
Googleは、「Googleが掲げる10の事実」というものを公表しており、ここにGoogleの考えが集約されていると言われています。
一つめに挙げている「ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる」の部分がとても重要で、Googleはユーザーのことに焦点を絞ること、ユーザーが満足するものを提供しようと常に考えています。
つまり、ユーザーにとって価値があると思われるものを、Googleは大事にしている、つまり上位表示させると考えられます。
ユーザーのことを理解する
では、ユーザーにとって良い情報とはどのようなものでしょうか?
例えば、男性がエステを探しているときに、さまざまなホームページを閲覧して、そのほとんどが「女性に向けて」のエステ情報であれば、男性の方は満足しないでしょう。
その中に、男性向けのエステ情報を掲載しているサイトがあれば、その男性は、きっとそのホームページから情報収集をすることになります。
つまり、ユーザーに情報を届けるということは、そのユーザーがどのような課題を抱え、どんな情報を知りたがっているかを理解すること、そして情報提供するターゲットを明確にするということが必要です。
ホームページ運用で大切なこと
最後に、ホームページを運用する上で大切なことを見ていきましょう。
- 作って終わりにしてはいけない
- 日々の更新がとても重要
作って終わりにしてはいけない
ホームページを運用する上で大切なことは、作って終わりにしてはいけないということです。
ホームページは作ってからがスタートです。つまり、作るときはサクッと作ってスタートし、そこからの運用が大切です。
ホームページを見る人にとって重要なのは、デザインよりも情報の質であり、新しい情報です。
つまり、情報提供するツールとしてホームページを活用するためには、情報量や、情報の質、最新の情報提供など、常に更新し、増えている状態が望ましいと言えるでしょう。
日々の更新がとても重要
常に最新の情報、質の高い情報、魅力的な情報提供をするためには、日々の更新が欠かせません。
日々情報発信をしていることで、「このサイトは信頼できる」「このサイトには新しい情報が詰まっている」というユーザーからの信頼を得ることができ、多くの人がサイトに訪れるようになるでしょう。
まとめ
SEO対策についての考え方についてご紹介してきました。
今回のポイントは、
- SEO対策をするにはGoogleの考えを理解することが必要
- Googleはユーザーに価値あるものを良しとしている
- ユーザーに価値ある情報を提供するには日々の更新が重要
というものでした。
ホームページを活用し、集客・売上に繋げていくためには、SEO対策が重要であり、それは日々の積み重ねによって成功するものです。