こんにちは、みゃーこ先生です!
ホームページの学校では、インターネットを利用した販促活動に悩みや疑問を抱えている経営者の方に向けて、難しい言葉を使わずに、わかりやすくご紹介しています。
「ホームページを持ったけど、なかなか効果が出ない…」
そんな悩みを持っている経営者の方も少なくないでしょう。ホームページを持ったからといって、すぐに効果があるわけではありません。
なぜなら、ホームページは見に来てくれる人がいなければ、効果を出すことができないからです。
わたしたちも、お客様からこんな悩みをご相談されています。
- 訪問者がほとんどいない
- 訪問者をどのようにして把握すれば良いのかもわからない
- 広告も打ってみたいけどやり方がわからない
日本が誇る広告代理店「電通」の調べによると、日本の広告費の割合の中で、デジタル広告、つまりインターネットを利用した広告が急激に伸びてきています。
こちらのグラフを御覧ください。テレビ、ラジオに比べ、インターネットの広告が伸びています。
最近はテレビを見ていても、テレビの制作費は減っており、地方のCMが増え、大手企業がインターネットの広告に移ってきているというのも見聞きしていることかと思います。またYoutubeチャンネルへの広告が増えているのもお気づきではないでしょうか。
※電通「日本の広告費」より(URL:https://www.dentsu.co.jp/knowledge/ad_cost/2019/media.html)
経済産業省によると、2019年のネット広告費は前年比7.3%増の8,343億円、前年に比べて567億円の増加となりました。ネット広告においては調査開始以降、14年連続で増加を記録しています
主要メディアの落込みが続く中で、ネット広告の規模は拡大を続けており、業界の牽引役となっています。
インターネット利用者の増加に伴う業界の拡大、スマートフォンやタブレット端末等のスマートデバイスの普及を背景にネット広告業界は伸長し、今やテレビに次ぐ国内2位の広告媒体に成長しています。
ホームページを持つだけではなく、ホームページを見に来てくれる人を増やして短期的な結果を出すために、多くの企業がウェブ広告を利用しているようです。
ここでは、はじめてウェブ広告を利用したいと思っている方に向けて、インターネット広告の中でも、「リスティング広告」「ディスプレイ広告」について、詳しくご紹介していきます。
Contents
ウェブ広告とは?期待できる効果は?
ウェブ広告とは、その名前の通りウェブ、つまりインターネットを利用した広告のことで、インターネット利用者が多くなった昨今では、マーケティング活動の中では外せない広告手法になります。
インターネット広告で期待できる効果は、目的によってさまざまですが、多くの中小企業は「利益」「売上」「集客」を獲得するために利用しています。
ホームページを持っていても、検索されたユーザーの目に届かなければサイトに訪れることすらないため、ホームページは効果を生み出してくれません。
しかし、広告出稿をすることで、強制的にユーザーの目にサイトへの入口を届けることができ、広告を利用していない場合としている場合では、サイトに訪れるユーザーの数にかなりの差が出るようになります。
つまり、利益・売上・集客を期待するなら、手っ取り早いのは広告を打つことです。
ウェブ広告で代表的な「リスティング広告」「ディスプレイ広告」
ウェブ広告の中でも代表的な広告手法に「リスティング広告」と「ディスプレイ広告」があります。
それぞれ、細かく見ていきましょう。
リスティング広告とは?
リスティング広告とは、検索エンジン上で広告表示をするというもので、ユーザーがGoogleなどを利用して検索すると、検索キーワードに応じて自社サイトの紹介が上位に表示されます。
例えば、googleで「弁当宅配」と検索してみてください。
このように上位に、広告、と書いた検索結果が現れます。これが有料の検索広告、通称「リスティング広告」になります。
通常、この検索結果は、検索されたキーワードによって、「このサイトにある情報を希望しているのではないか」と、Googleが勝手に決めているものですが、上位に表示されたものが閲覧されやすいので、サイトを持っている企業であれば、「自分たちのサイトを上位に表示したい」と考えます。
リスティング広告を利用すれば、広告費としてお金を支払うことで、通常の検索結果に関係なく上位に自社のサイトを表示させられ、その分、多くのユーザーに対してサイトへのアクセスをアプローチできるようになります。
ちなみに、広告は入札制になっていて、高い単価で入札されたユーザーの広告が上位にでるようになっています。
ディスプレイ広告とは?
Yahooの右上に広告が表示されているのを見たことがありますでしょうか?
ディスプレイ広告は、検索エンジンではなく、Googleと提携しているような「サイト」に画像や動画として広告を表示できるというものです。
リスティング広告は文字ベースの広告ですが、ディスプレイ広告は画像や動画を利用した広告表示ができるため、テキストに比べてインパクトのある広告を表示させることができます。
検索結果としてではなく、さまざまなWebページで広告が表示されるため、ユーザーの検索結果とは別の視点で広告表示を狙うことができます。
リスティング・ディスプレイ、やるならどっち?
リスティング広告と、ディスプレイ広告では、どちらを利用するべきなのでしょうか?
認知度を高めたいならディスプレイ広告
ディスプレイ広告は、画像や動画で表示される広告となるため、「まだサービスを知らないユーザー」や「まだ興味を持っていないユーザー」へも、興味関心を誘うことができます。
ビジュアル的に興味を引き出しやすい商品やサービス、検索キーワードが思いつきにくい商品などにもオススメです。わたしたちのお客様でもファッション業界の方にはディスプレイ広告をオススメしています。
そのため、非認知ユーザーへの認知度を高めたいときや、ブランディングを行う上で多くの接点ポイントを持ちたい、つまり一人の人に何回もアプローチしたいときには有効です。
検討ユーザーを引き込みたいならリスティング広告
リスティング広告は、検索エンジンの結果でアプローチする手法となり、検索しているユーザーは悩みや課題を抱えており、悩みや解決したい課題が明確になっています。
そのため、検討しているユーザーへのアプローチなどはリスティング広告が有効で、例えば「バスマット 速乾」などで検索しているユーザーへ提供できる商品を持っている会社であれば、このようなキーワードで検索しているユーザーへアプローチすれば、すぐに購入してくれる可能性があります。
どちらもやるが正解
このように、ディスプレイ広告や、リスティング広告には役割があり、ターゲットとするユーザーの状況に応じて利用すべきウェブ広告も変わってきます。
つまり、認知フェーズへの対応と、検討フェーズへの対応をするなら、どちらも上手に利用するというのが正解と言えるでしょう。
ウェブ広告で成果を出すために必要なこと
ウェブ広告で上手に成果を出すためには、リスティング広告やディスプレイ広告を利用することがおすすめですが、ウェブ広告で成果を出すためには、以下の2点が重要なポイントです。
- 目標をしっかり定めること
- 必ず分析して改善すること
ウェブ広告では、どれくらいの集客がしたいのか、どれくらいの売上を獲得するのかを明確な数値で目標を持つことが重要であることと、必ずその目標に対しての分析、改善をすることが重要です。
ウェブ広告は一回で成功させようというものではなく、中長期的に目標値に近づけていき、目標が達成できたら、今度は目標値を高めていくという「最適化」をしていくものです。
成功に導くためには、何度も調整しながら成果を上げていきましょう。
まとめ
ここまで、はじめてウェブ広告を実施する方に向けて、ウェブ広告とはどのようなもので、効果的に実施する方法についてご紹介してきました。
今回のポイントになるのは、
- リスティング広告とディスプレイ広告は両方やるべき
- 目的に合った広告を選ぶこと
- 分析して最適化していくこと
是非、ウェブ広告を活用して、集客アップにつなげてみてください。