こんにちは、みゃーこ先生です!
ホームページの学校では、インターネットを利用した販促活動に悩みや疑問を抱えている経営者の方に向けて、難しい言葉を使わずに、わかりやすくご紹介しています。
ホームページを活用するのに、ブログを書いているけど、効果が出ているのかわからない…。
そんな悩みを抱えていませんか?ブログを更新することは重要ですが、実はただやみくもに書けばよいというものではなく、しっかり「書き方」があるのをご存知でしょうか。
わたしたちにも、お客様からこんな悩みをご相談されています。
- ブログのネタが尽きてきた…
- 何を書いたら効果が上がるのか?
- ブログはそもそも必要なの?
SNSの普及により、これまでブログ配信をして情報提供をしていた方も、SNSでの情報発信に切り替えている方が多いようです。
しかし、ブログは効果が無いわけではなく、SNSとの使い分けをしたり、出すべき情報を出したりしていれば、十分効果が期待できるツールの一つです。
ここでは、効果的なブログを書くために必要な、「正しいブログの書き方」について、わかりやすくご紹介していきます。
Contents
ブログって今も必要なの?
SNSが普及してから、ブログを読む人が減ったという考えを持つ方もいますが、それでもブログは必要です。
ブログは、使い方によっては顧客を引き寄せるツールになることは今でも変わりなく、SNSとは違った魅力を持っています。
デジタルマーケティングを行う上で、ブログだけで運営するよりも、もちろんSNSも活用していくことでより効果的なマーケティングが行えるため、ブログ・SNSと偏らずにどちらも利用すると良いでしょう。
SNSとの使い分けについて
次に、SNSとブログの使い分けについて確認していきましょう。
SNSの役割
SNSは、ブログに変わる情報発信ツールとして現在多くの企業で利用されています。
個人での利用はLINEなどの場合には7000万人以上が利用しており、SNS全体での利用者は日本の人口をほぼ占めると考えられるでしょう。
そのような「誰でも利用している」SNSとなっているため、企業が個人とつながりたい場合にも、BtoBで法人の担当者とつながりたい場合にも、欠かせないツールとなっています。
SNSで発信する情報としては、さまざまなものがありますが、基本的にはそのSNSの中だけで完結せず、詳しい情報はWebに訪問してもらったり、ブログを見てもらったりすることが望ましく、あくまでもSNSの立ち位置としては、「広告塔」と考えた方が良いでしょう。
ブログとの役割で考えると、ブログに呼び寄せてくれるツールとしてSNSを利用するというところでしょう。
ブログの役割
では、ブログはどのような役割を持たせたらよいのでしょうか。
消費者の行動として、SNSを閲覧している方が多いため、まずは消費者との接点をSNSで持ち、「発見」してもらってから、興味のある消費者に向けて、ブログに誘導するという流れが望ましいです。
そのため、これまでブログで「日記」のように書いていた情報はSNSで、それよりも企業側が提供したい情報をブログの中で記載するのが良いです。
例えば、整骨院などは、「40肩に悩む方が『はじめに行うべきこと』」といったようなブログは、困っている人の興味をそそるでしょう。
ブログの理想的な姿「コンテンツSEO」
ブログを利用したマーケティングの代表的なものは、「コンテンツSEO」です。
コンテンツSEOとは、記事を利用したSEO対策で、コロナ禍のマーケティング戦略として注目を集めている手法です。
コンテンツSEOは、企業が提供したいサービスや商品をそのままダイレクトにアピールするのではなく、ターゲットとなるユーザーが知りたいであろう情報を提供し、「発見」してもらうというマーケティング手法です。
例えば、イシダイを釣りたいと思っているユーザーに向けて、「釣り竿」を販売したい場合、「イシダイの釣り方」や「イシダイがつれる場所」「イシダイ釣りで必要な道具」など、さまざまなイシダイの釣りに関する情報をブログで提供するというものです。
このような記事を読んだユーザーは、「イシダイの釣りのことならここを見よう」という認知に繋がり、結果的に「ここが提供している釣り竿なら間違いない」と購入に繋がるというものです。
ブログで効果を生む3つの視点
次に、ブログで効果を生む3つの視点について確認していきましょう。
リピーターの獲得
ブログで期待できる効果の一つに、リピーターの獲得があります。
一度購入したりサービスを利用したりしたユーザーに対して、Web上で情報発信をし続けることで、ユーザーをコアなファンへとつなげてくことができます。
SNSで繋がっていることも重要ですが、ブログは「読者」になるファンがいるため、効果的です。
認知の効果
先述したコンテンツSEO手法としては、認知の効果が期待できます。
ユーザーがただの消費者から顧客に変わるまでには、「認知」「検討」という段階があり、この認知されるまでに多くの企業が広告を利用したりチラシなどを利用したりしています。
この認知に繋げるための活動として、コンテンツSEOが効果的です。
顧客育成
顧客育成とは、その名の通り顧客を育成するというもので、ブログで記事を発信することによって、読者は情報収集でき、知識が身に付きます。
知識が無いことで顧客にならなかったユーザーを、知識を引き上げることで商品やサービスの価値を理解し、購入に繋がるということがあります。
顧客育成は商品やサービスを提供している企業にとっては、欠かせない営業手法となってきています。
生徒キャラ:
ブログを利用すれば、さまざまな効果が期待できるんですね。
先生キャラ:
身近で簡単にできるブログ、ぜひ活用してみてくださいね。
ブログで成功している企業の例
最後に、ブログで成功している企業の例を見ていきましょう。
LIG
LIGは、ホームページを制作している会社であれば、誰もが知っている企業と言っても過言ではないでしょう。
それほど有名になった理由の一つに、「自社ブログ」があり、LIGが発信しているブログの一つ一つがとてもユニークで興味をそそる内容となっており、一つ一つの記事への力の入れ具合が他とは大きく異なります。
このブログで認知を得たLIGは、記事広告など記事の執筆自体を仕事に変えています。
freee株式会社
freee株式会社と聞いてもピンとこない方も、「経営ハッカー」と聞くと、ピンとくる方も多いのではないでしょうか。
Googleなどで会計についてや、簿記について、帳票について調べていると、経営ハッカーのサイトの情報が上位表示されて、閲覧されている方も多いでしょう。
このように、会計や経営のことについて調べているユーザーに対して情報提供し、freee株式会社が提供しているサービスや商品の認知度を高めています。
まとめ
ここまで、中小企業が利用するべきブログについてご紹介してきました。
今回は、こんなポイントがありました。
- ブログとSNSは使い分けをしよう
- コンテンツSEOを目指そう
- ブログで顧客育成や認知を意識しよう
ブログを利用したマーケティングを行うためには、自分たちが書きたい内容を書くのではなく、あくまでも想定されるターゲットが「知りたい情報」をプロの目線で発信することが大切です。