こんにちは、みゃーこ先生です!
ホームページの学校では、インターネットを利用した販促活動に悩みや疑問を抱えている経営者の方に向けて、難しい言葉を使わずに、わかりやすくご紹介しています。
世界的に新型コロナウイルスの感染拡大が広がる中で、私たちの生活にも変化が生まれました。それは、消費者だけではなく、サービスや商品提供する事業者の方々も一緒でしょう。
わたしたちも、お客様からこんな悩みをご相談されています。
- コロナの影響で集客できなくなった
- 多くの人を集めること自体が自粛モードで…
- インターネットを活用したいけどどうしたら良いのか…


スマートフォンが普及し、インターネット回線のスピードも5Gになったことで、私たちを取り巻くインターネット環境はここ数年で激変しました。
そんな中、さらに新型コロナウイルスの影響もあり、インターネットを活用した消費者へのアプローチは、いまや欠かせないマーケティング活動となりました。
そこで、今回は、「来店促進」するためにやるべき、「ローカルSEO対策」についてご紹介していきます。

Contents
ローカルSEOとは?

まずは、ローカルSEOとはどのようなものか、理解していきましょう。
ローカルSEOとは、通常のSEO対策とは異なり、ただ単に検索エンジン上で上位に表示させるというものではありません。
一昔前まではポータルサイト一強と言って、食べログやぐるなび、ホットペッパービューティーなどが検索エンジン上で常に上位となっていたため、なかなか中小企業の店舗のホームページでは上位表示ができず勝負できませんでした。
しかし、Googleの検索エンジンは常に改善されており、いまではGoogle MAPなどが検索結果として表示され、「近くの○○」という情報に対して結果を返してくれるようになっています。
つまり、ローカルSEOとは、「ローカル=地元」のSEOで上位表示をするという対策になり、これは中小企業の店舗においても十分上位表示を狙える対策となります。


ローカルSEOをやるべき理由は?

ローカルSEO対策をする理由としては、店舗を持つ企業であれば、「集客」を目的にホームページを持っているという理由が多いと思いますが、この「集客」「来店」こそが、ローカルSEOの強みとなります。
Googleの検索結果は、「お寿司」や「美容室」「焼肉」など、お店に行くことを目的として検索された場合に、検索されているユーザーの情報を読み取り、近隣の情報として検索結果を表示させるようになっています。
例えば、沖縄県那覇市に住んでいる方が、「美容室」と検索すると、沖縄県那覇市における美容室の情報を上位表示して掲載してくれています。
この情報が表示されるのは、Google MAP上に「ローカル情報」として掲載されているもので、美容室に行きたいと思っているユーザーに対して最適な情報として掲載しているため、ユーザーもここから店舗を探し出すことが多くなっています。
そのため、店舗を持つ企業であれば、このローカルSEO対策は来店促進のためにできる施策として外せない対策となります。
ローカル検索結果に表示されるためのポイント

ローカルSEO対策をする上で、どのようなポイントで上位表示されるのか、確認しておきましょう。
検索キーワードに関する「関連性」
まずは、検索キーワードに関する関連性が重要です。
検索キーワードに関する関連性とは、ユーザーが検索したキーワードと、Googleが認識している店舗情報について、どのくらい関連性があるかを評価したものです。
Googleがお店に対して持っている情報が多ければ多いほど、関連性を評価するポイントも多くなります。
検索されたユーザーとの「距離」
次に、検索されたユーザーとの距離も重要で、スマートフォンなどの位置情報から、検索されたユーザーの情報を読み取り、その場所から近い場所で、ユーザーが求めている店舗情報を提供しています。
そのため、Googleに対して、店舗側としては位置情報を伝えておくことはとても重要です。
検索されたジャンルでの「知名度」
検索されたキーワードのジャンルにおいて、知名度も評価のポイントになります。
誰もが知っているお店は、ローカルSEOでも上位表示されやすく、加えて口コミの件数が多いものなども上位表示されやすくなっています。


来店促進のためやるべきローカルSEO対策

では、実際に来店促進をするために、ローカルSEO対策とはどのようなことをすれば良いのか、見ていきましょう。
Googleマイビジネスの登録
まずは、Googleマイビジネスに登録します。Googleマイビジネスとは、Googleが提供しているサービスで、店舗を持つ企業であれば必ずと言ってよいほど登録すべきものです。
このGoogleマイビジネスに登録していなければ、そもそもローカルSEO対策はできません。
最新情報を掲載する
次に、Googleマイビジネスの企業情報や店舗情報を最新の情報に更新したり、詳細情報を掲載したりして、情報を充実させていきます。
ホームページや検索結果は、ユーザーに対して正しい情報、最新の情報を提供すべきものなので、古い情報が掲載されていたり、間違った情報が掲載されていたりしては信頼性に欠け、Googleからも評価されません。
まずは正しく、最新の情報を掲載しましょう。
口コミ情報の管理
次に、Googleマイビジネスの口コミ情報の管理も必要です。
口コミ情報もローカルSEOで評価されるポイントなので、口コミの件数が多くなることや、評価されることはローカルSEO対策になるため、口コミが広がるよう、リアル店舗に訪れたお客様に対して、「口コミ是非お願いします」と声がけするなど、良い口コミを集めることとも必要です。
もちろん、「やらせ」や「なりすまし」をするのは論外です。
企業情報の統一
次に、Googleマイビジネスの企業情報を統一することも大切です。
例えば、店舗の名前や住所、電話番号などはインターネット上で統一されていなければなりません。例えば、住所に関しては、店舗の住所が変わった場合はもちろんのこと、枝番の情報の表現や、ビルの名称など、表現を統一しておくことが必要です。
まとめ
ここまで、ローカルSEO対策についてご紹介してきましたが、今回のポイントは以下のようになります。
- 店舗を持つ企業ならローカルSEO対策は必須
- ローカルSEO対策は関連性・距離・知名度が重要
- ローカルSEO対策をするにはまずはGoogleマイビジネスの登録
店舗を持つ企業であれば、ローカルSEO対策をすることが必要だとお伝えしてきましたが、ローカルSEO対策をするには、まずはGoogleマイビジネスへの登録が必須となっていますので、まずは、Googleマイビジネスに登録して企業情報や店舗情報を記載しましょう。

